中学生が来てくれました。職場訪問「仙台を知ろう」

仕事の話

今日は、仙台市立三条中学校の生徒さん4名が会社の視察に来てくれました。
三条中学校では、3年間の総合的な学習で「達人訪問」という活動を行っているそうです。
その中で1年生は「仙台を知ろう」と言うテーマで、プラスヴォイスの事業に関心を持ってもらえたようです。
残念ながら、達人といえる人間はいないのですが、伝えたい事はたくさんあります。
スタッフもこの日を心待ちにしていたようです。

生徒達は約束の時間よりも早く到着。
予定通り朝礼から参加してもらいました。
手話を使った朝礼です。手話を始めて見る子もいたようです。
そして4名の中の二人は留学生です。言葉のコミュニケーションを課題としている彼らにとっては良い勉強になってくれた事だと思います。
僕は手話というよりもジェスチャーで伝える努力をしてみました。

始めは緊張していた生徒達もどんどん興味を持てくれている様子がわかりました。
中学校一年生というと、どういう話をすればよいのか分からないながらも、僕らの取り組みと働く事の意義、一人一人の役割という事を伝えました。

テレビ電話も初めての経験ようでした。
そして就労支援事業の説明では、実際に撮影と制作をしてもらいました。
僕のカメラで写真を撮り、その写真でポスターも作ってみました。

シャッターの感触とモノづくりの喜びと感動。僕らとの出会いが生涯記憶の中に残ってくれればうれしく思います。
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最後はたくさん質問をしてくれました。
たくさんの可能性を秘めた子供たちとの出会い。
輝く瞳を見て、僕らにとっても貴重な体験が出来ました。

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生徒達が自分で撮った写真で作ったポスター。
その出来栄えは見事でした。感動です!
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留学生の二人に聞いてみました。
「日本に来たばかりのころ、言葉が通じなくてどうだった?」
そして日本の友達にも・・・・。
言葉のコミュニケーションバリアを経験している4人です。
でも、去年の1月から日本で暮らしているのでそのバリアは日本語を学ぶ事で解消されていきます。
耳不自由な人達はそれが出来ないのですね。
そして、それはけしてかわいそうと言う事ではなく、障害を持った人達の個性であり不便なのです。
「かわいそう」だから・・・ではなく不便を解消してあげると言う事。
それが大切だという事を伝えました。

その不便を解消してあげる事、それは大人たち、企業、社会の役割ですね。

「仙台を知ろう」って企業訪問。
仙台の福の神「仙台四郎」に掛けたのかなぁ?おもしろい。

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