障害者施設と高齢者施設

雑感

撮影の仕事で市内の高齢者施設を訪問しました。

写真の話と福祉の話。僕にとっては両方が得意分野。
楽しみな訪問でした。

ここは、宿泊・デイサービス・老人ホーム等を兼ねた充実した施設です。
そして障害者施設が隣接してます。
収容人数も多く、たくさんのスタッフが笑顔で迎えてくれました。
スタッフは総勢100名を超えるとのこと・・・。その中に知的障害者たちが清掃を中心とした仕事をしています。

聴覚以外の障害者の施設を訪問する機会は少なく、2年前にフィンランドの施設を訪問して以来のことでした。
懐かしい感想と同時に、日本でもこの様に福祉の事業がどんどん進み、高齢者社会、障害者の暮らしが改善されていく事を実感することができました。

施設のスタッフの方が印象的な話をしてくれました。
その方は、最近転職された方。それまでは福祉とは無縁の仕事をしていました。
転職後障害者のかたがたと1泊旅行をしたそうです。
「感動した!」っと・・・・。
障害者たちの1泊旅行で、障害者たちに触れ合った事。そして何より、障害者の家族や障害者を取り巻く方々の苦労を知ったとの事です。
「感動」と言う言葉の中に、良い事ばかりではなく、障害者を取り巻く家族等の苦労を知る事ができたとの事です。頑張ろうとする気持ちの強さを感じました。

忙しい日々に、初心を忘れがちになる事も多い最近です。
「頑張る」って大事な事ですよね。

今回の撮影の依頼は、利用者、スタッフの表情を撮影して欲しいとの事でした。
良い表情を撮る為に、頑張ってみましょう!

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ヘルシンキの高齢者施設の写真です。部屋のあちこちに絵や写真が飾られています。
ヨーロッパでは、写真は大切に扱われている事を感じました。
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老人ホームの一室です。福祉の先進国といわれるフィンランド。
充実した施設と、きれいな部屋でした。

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