宮城県庁訪問

遠隔通訳事業関連

宮城県庁の受け付けに、聴覚障害者用の遠隔通約のテレビ電話が設置されています。
このテレビ電話は、聴覚に障害がある方が受付に来た場合にインターネット経由のテレビ電話で離れた場所にいる手話通訳者(プラスヴォイスコールセンタ)と、文字入力者に接続し通約を行うと言うものです。
受付の人が話た音声が通訳者に届き、直に手話や文字に変えてテレビ電話の画面に映し出されます。
遅延も無くリアルタイムなコミュニケーション画家の俯夫です。
聴覚に障害があり障害者手帳を所有する人は全国に35万いると言われています。
しかしながら手話を第一言語として利用する方はさらに少なくなり、多くの方は難聴者で手話を使わない方々が多く、そのような方の為に、健聴者が話した内容を直に文字に変えてお伝えするサービスも提供しています。
まだまだ、この端末の利用率は低いのが現状で、多くの方に知って頂き便利に使って頂くと言う事が大事です。
今後、公共施設だけでなくこのサービスが全国に広がって欲しいと願っています。

今日は、現在の利用状況を含めて今後の取り組みについて打合をさせて頂きました。
耳の不自由な方のコミュニケーションバリアの解消は、ブロードバンドが普及した今だから出来るのです。
通訳者が常に同伴するのは難しい事です。
聴覚障害者がより社会参加する為にも、これからも頑張っていきたいと思っています。
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利用例
「食堂の場所を教えてください」
「手続きの方法が分からないのですが、どこに行けばいいですか?」

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