悔し涙

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この写真は、ゲーム前の挨拶です。
相手チームが守備に向かって走り出しています。
写しておきたかったシーンです。

最高のゲームでした。
悔しさよりも、素晴らしいゲームを見せてくれた選手達に感動しました。
聖光学院には、仲田君、佐藤君、横山君の3人のエースがいます。
だれがエースナンバーをつけてもおかしくない好投手です。
相手の沖縄尚学のエースの東浜君もプロ注目の選手。投手戦は予想していました。

結果は、0-1で本当に悔しい聖光学院の敗戦でした。
その1点もボークの得点です。「普段と同じ事をしたんだけど」という仲田君でした。
でも、成長を感じたのがその後、2度目のボーク。でも崩れませんでした。
しっかりと平常心を取り戻し、本人も100%に近いピッチングという通りの見事な投球を見せてくれて9回を一人で投げきりました。
佐藤君、横山君の甲子園でのピッチングも見たかったのですが、仲田君のまさに熱投に魅了されました。
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試合結果を見ると「あと1本が出なかった」とか、「チャンスで打てなかった」と言うようなコメントがつきそうですが、凄い粘りと執念を感じさせてくれる攻撃でした。
先頭打者が出塁して、牽制でアウト。その後にすぐにまたチャンスを作るんです。

次の場面では先頭打者が出塁、守備妨害でダブルプレーになる。その後にまたチャンスを作る。
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2アウト満塁のチャンスに、思いっきりバットを振れるのが聖光の魅力ですね。
満塁で迎えた場面での菅野君の左中間への大飛球。風がなければ昨年の夏の満塁ホームランの再現が見れたのかも・・・・。タラレバはありませんね。

守備も竹沢君のベンチへのダイビング。黒羽君のピンチの場面でのダイビングキャッチ。

投攻手、全てにおいて最高のゲームでした。
絶対に勝つという執念を感じさせてくれました。

選手達もきっと満足のはず。
しかし選手達は号泣でした。甲子園の土も持ち帰る姿もありませんでした。
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ミスもありました。しかしミスをカバーする心の強さがありました。
選手達に感謝です。

5人のカメラマンも、選手達と一緒に一写入魂頑張りました。
東京の一ノ谷さんも、すっかり東北の粘りの野球を気に入ってくれたようです。

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3季連続の甲子園出場の聖光学院。確実に進化していますね。

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