やっと・・・これが大事なんです。

プラスヴォイスを設立したのは、聴覚障害者の情報通信のバリアを解消したい。
そんな思いが始まりでした。

今日のニュース記事です。
8年前に、携帯電話のチャット機能が聴覚障害者の情報バリアを解消する!
と言い続けてきました。

文字を使った携帯チャットが、Eメールと違う本当の意味でのリアルタイムコミュニケーションです。
この機能を行政機関が聴覚障害者との連絡のツールに必要な機能と認めてくれた事になります。
2001年に、総務省より日本ユニバーサルアクセシビリティ賞を頂きました。
その内容が、このリアルタイムコミュニケーションの提案でした。
まさにチャットによる、緊急通報ですよ!8年かかりました。
この受賞、僕の誕生日だったんですよ。

今日の記事は、すごく嬉しいです。
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対話式メール110番:携帯のチャット機能を利用 県警が運用開始 /徳島

 聴覚などに障害がある人が、事件や事故に遭遇した時の緊急通報手段を確保するため、県警はこのほど携帯電話のチャット機能を利用した「対話式メール110番」の運用を始めた。県立聾(ろう)学校の生徒3人が17日、県警本部を訪れ、実際にメールでの通報を体験した。

 県警では従来から障害者の緊急通報手段として、メールによる110番受理システムを導入していたが、通報者への問い合わせなどの際に受信確認ができなかった。このため複数回のメールのやり取りが必要になり、通報内容の把握に時間がかかるなど、問題点が多かった。

 「対話式メール110番」は、ホームページ上でチャットで情報をやりとりする。リアルタイムで対話できることから、迅速に相手の状況を把握でき、返信もできるようになった。

 通報を体験した同校高等部2年の足立彩香さん(16)は「便利で使いやすかった。メールでいつでも通報できるのが心強い」と話していた。

 通報は携帯電話から県警のチャット専用ページ(http://toku110.jp/)にアクセスする。【向畑泰司】

毎日新聞 2007年4月18日
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http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/tokushima/news/20070418ddlk36040190000c.html

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