2025年度 プラスヴォイス活動報告

2025年度 プラスヴォイス活動報告 出展・イベント

(2025年4月〜2026年3月)

平素よりプラスヴォイスの取り組みにご理解・ご支援を賜り、誠にありがとうございます。

2025年度は、遠隔手話通訳サービスの導入拡大に加え、
災害対応・行政連携・文化発信など、
社会における役割が大きく広がった一年となりました。

また、代表・三浦宏之の発信を通じて、
事業の理念や社会的意義がより多くの方へ届いた一年でもありました。

本ブログでは、2025年4月から2026年3月までの主な取り組みをご報告いたします。

サービス導入・活用の拡大

https://youtu.be/lj6sV8-WHLc?si=RK5-9xYZp3rFiZvU
「ほけんの窓口」で手話・筆談・文字チャットサービスの提供が開始され、
店舗でのコミュニケーション支援が全国規模で展開されました。

ソニー銀行においても手話・筆談サービスが導入され、
金融分野における情報保障の取り組みが進みました。
https://youtu.be/C7PfCGRsErs?si=TimTbG0Ie5_bWzdE

さらに、自治体での導入も拡大し、
新潟県加茂市や高知県庁などにおいて
遠隔手話通訳サービスの提供が開始されました。

これにより、行政窓口や公共施設、さらには緊急時対応まで、
日常生活における活用の幅が広がっています。

災害時・社会インフラとしての役割

2025年は、災害時における情報保障の重要性についても
積極的な発信を行いました。

遠隔手話通訳は、避難所や緊急時において
「情報が届かない」という課題を解決する手段として注目されています。

講演会の実施や情報発信を通じて理解促進に努めるとともに、
2025年10月には、プラスヴォイスが
国の「被災者援護協力団体」として認定されました。

https://youtu.be/F9rQEci04Bk?si=yFx89StjC90F3Vdr
これにより、遠隔手話通訳は
“社会インフラの一つ”としての位置づけがより明確になりました。

内閣府「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰 奨励賞」を受賞

2025年12月、内閣府主催の「バリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰」において、奨励賞を受賞いたしました。
遠隔手話通訳が、社会に広げるべき価値として正式に認められた大きな一歩です。

遠隔手話通訳は“特別な配慮”ではなく、社会に必要な仕組みへ。
誰もが自分の言語で話せる社会の実現を引き続き目指します。

■ デフアスリート応援・文化発信の強化

2025年は、東京デフリンピックに向けた機運の高まりの中で、
情報発信にも一層力を注いできました。

ろう者は、外見からは分かりにくい「見えないハンデ」を抱えています。
音声中心の社会の中で情報が届きにくいだけでなく、
文化やコミュニケーションの違いから誤解やすれ違いが生まれてしまうこともあります。

そうした現実の中で、
デフアスリート33人へのインタビューをもとに、
写真集『瞬(またたき)-デフアスリート33人の瞳-』を制作・発売いたしました。

一人ひとりの「瞳」に込められた想いを通して、
デフスポーツの裏側にある努力や葛藤、そして誇りを伝えることを目指しました。
【ご購入はプラスヴォイス公式LINEより受け付けています】
https://plusvoice.co.jp/news/archives/938

さらに、ろう者を中心とした撮影チームによる
デフアスリート公式撮影プロジェクトも始動。

また、デフアスリートによる講演やイベントを、
デフスペース5005やソーシャルカフェ「Sign with Me」にて開催し、
競技だけでなく、その背景にある人生や価値観に触れる機会を創出してまいりました。

【木曜の瞬】なぜ髙田裕士選手は“レジェンド”と呼ばれるのか|500社に断られても諦めなかった理由

“知られていないこと”そのものが壁になる。
だからこそ、見えないハンデを“見える形”にし、
社会とつなげていくことが必要だと考えています。

スポーツをきっかけに、
ろう文化や表現の価値を社会へ届ける取り組みを広げられたと感じています。

■ 利用者の声・共生社会への取り組み

飯能市での「えんかく+」利用者インタビュー動画の公開など、
実際の利用者の声を可視化する取り組みを行いました。
https://youtu.be/rSt_ZG_VbaY?si=bcceu4XPy7RS9qNX

また、東京都福祉局「ハートシティ東京」への賛同企業登録を通じて、
共生社会の実現に向けた取り組みも強化しています。

■ 代表・三浦宏之の発信

2025年度は、代表・三浦宏之のインタビュー掲載を通じて、
事業の背景や社会的意義を広く発信する機会にも恵まれました。

◻︎ 2025年4月
朝日新聞「フロントランナー」にてインタビュー掲載
遠隔通訳誕生の経緯、災害時の安否確認、えんかく+、東京デフリンピック、
そして「本来の言語である手話で話せる社会」への思いが紹介されました。
https://plusvoice.co.jp/news/archives/755

◻︎ TOKYO FORWARD 2025(東京都プロジェクト)
三浦の取り組みとして、ICTを活用した遠隔手話通訳や代理電話、
行政・企業窓口での活用などが紹介されています。
https://www.tokyoforward2025.metro.tokyo.lg.jp/entertainer/miura-hiroyuki/

◻︎ 2026年2月
協立2ビルマガジン インタビュー掲載
事業の歩みとともに、「手話で働くこと」「伝えること」「対話の価値」、
AI時代における手話と通訳の可能性や、合理的配慮の義務化への考えなど、
今後の展望についても発信されています。
https://plusvoice.co.jp/news/archives/932

これらの発信を通じて、
プラスヴォイスの取り組みは単なるサービス提供にとどまらず、
社会のあり方そのものを問い、変えていく挑戦であることが、
より多くの方に伝わる機会となりました。

2025年度は
・サービス導入の拡大
・災害・行政分野での役割強化
・デフ文化・スポーツの発信
・理念の社会的浸透 といった面で、大きな前進が見られました。

遠隔手話通訳は、特別なものではなく、
誰もが安心して使える“当たり前のインフラ”へと近づいています。

プラスヴォイスは今後も、
「伝えたい」を伝えられる社会の実現に向けて、
取り組みを続けてまいります。

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