弊社デフスタッフの森本・畠山が全道ろうあ者大会in岩見沢(9月2日/3日)に参加してきました!
森本は羽田空港、畠山は仙台空港からそれぞれ空路で出発、新千歳空港にて無事合流。
今回の参加目的は
1)ろう難聴のお客さまのために手話通訳サービスを提供している企業の存在
2)遠隔手話通訳サービスの利便性
この2つを知っていただくことでした。
初めての全道ろうあ者大会
森本、畠山ともに初めての全道ろうあ者大会でしたが、参加者の皆さまに優しくお声かけいただき北海道の皆さまの心温かさに胸が熱くなりました。高齢の方の車椅子を役員、一般参加者関係なくみんなで押している姿なども拝見し、北海道の方々の絆の深さに感銘を覚えました。北海道の手話や観光情報なども教えていただき、北海道の皆さまが北海道の文化、手話に誇りをもっていらっしゃることがよく理解できました。
プラスヴォイスのブースでは
「おおっすぐに繋がるの!」
スマートフォンの操作が苦手だという方も、QRコードを読み取り、画面をタップするだけですぐに手話通訳サービスと繋がれるシステムに驚き、喜んでくださりました。
「うちが加入しているカード会社にもこういうサービスがあると良いのにね・・」というニーズもいただきました。保険会社やクレジットカード会社だけでなく、トヨタやダイハツなどのメーカーでも手話通訳サービスを導入していることを知ると「ではあの会社は?」とメーカーに対するご要望も出ました。
また「自分の入っている生命保険にも手話通訳があるのね!」というお声もよくいただきました。
手話でお問い合わせができるコールセンターのある企業一覧表が注目を集め、参加者の中にはご自身が契約している生命保険会社やカード会社に手話で問い合わせができることを初めて知ったという方もいらっしゃいました。
もちろん弊社でも引き続き多くの企業様に導入いただけるよう尽力いたしますが、やはり一番大きな力となるのはろう難聴者皆様からの”お声”だとしみじみ思っております。
お客様のひとりであるろう難聴の皆様が直接企業へ「手話通訳をつけてほしい」とお伝えになるのが社会を変える一歩になると感じています。
とてつもなく広い北海道、通訳者の方の移動も本当に大変な状況であると考えつつ、通訳者・ろう難聴者・聴者が安心して手話で繋がれる社会を作るために、今回の北海道で繋がったご縁を大切にしていきたいと思いました。北海道の皆さま、ありがとうございました!!