11月3日(金)〜5日(日)に開催された2023 World Games of Deaf Athletics Teams 兼 第20回記念日本デフ陸上競技選手権大会にて「遠隔手話通訳」をトライアルで提供しました。

今回の遠隔手話通訳は、2年後に開催される2025東京デフリンピックでの提供も視野に入れて国際手話通訳のスタッフにもご協力いただき、国際手話ー日本手話ー日本語(音声日本語)の3者間通訳を実施しました。
国際手話通訳用のシステムの言語は英語圏以外の方にも理解いただけるようできるだけイラストをメインにしたものとなっています。


体験いただいた参加者には
「国際手話ができなくても海外のデフ選手と気軽に話せるのが嬉しい」
「日本手話もできない聴者の自分でも海外のろう者と話せて感激」と喜んでいただけました。
また海外のろう選手からも
「大会だけでなく街などでも使えると、とても便利。このシステムを自国にも導入したい」と
お褒めいただけました。

遠隔で日本手話の人も、国際手話で話す人も、通訳者もつなげられてみんながニッコリ、嬉しそうな笑顔で話している様子を見られて私たちスタッフも幸せな気持ちになりました。
遠隔でつなげられた「ご縁」に感謝です。
東京デフリンピックでもこのシステムを提供できるよう引き続きシステムの改良に努めます。お力をお貸しくださったJDAAスタッフの皆様、撫子寄合の国際手話通訳スタッフの皆様、体験してくださった皆様ありがとうございました!